海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

文化の日を外国人に説明できますか?

イラククルド自治区の友人から

メッセンジャー電話が入った。

とっても久しぶり。

 

ひとしきり話した後、

日本は今日は祝日だから、

ゆったりとリラックスしてたと言うと

当然のことながら「なんの祝日?」との質問が帰ってきた。

 

えっと、今日は文化の日で。。。

えっと、文化の日って何だったっけ??

 

あらら、文化の日を説明できないなんて!

そんな自分に軽いショックを覚えた。

日本人なのに日本の祝日を説明できないとは!

 

憲法に関する記念日だったような。。。

 

答えは、1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日でした。

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」と、

国民の祝日に関する法律第2条に記されている。

 

元々は明治天皇の誕生日で、明治時代から祝日だったようだ。

意図的にこの日に憲法を発布したのだろうな。

 

太平洋戦争後の日本がGHQの占領下にある時に、

GHQ明治節と呼ばれていた祝日である天皇誕生日を廃止しようとして、

政府が日本国憲法の公布した日として

11月3日を別の祝日としたようだ。

 

この日、文化的活躍をした人々に文化勲章が授与されることは知っていたけれど、

文化の日には、入場料を無料にする博物館や美術館もあるらしいことは知らなかった!

来年は是非とも博物館・美術館訪問日としたい♪