前回、日本でのUNHCR 難民映画祭の話をしたけけれど、
映画祭って世界中
結構いろいろなところでやっている。
意外や意外!
その名もドホーク国際映画祭
私が2018年から2019年にかけて1年駐在した町。
ちょっと田舎で保守的な町。
市と呼ぶより、町と呼びたくなる。
日本に例えると、ちょっと昭和なイメージ。
映画の都って感じではない。
そんなドホークで国際映画祭が開催されるなんて
嬉しい驚き。
ドホークも頑張ってるじゃない!
2018年秋、
第6回映画祭のオープニングが開催されるドホーク大学に
同僚と連れだって参加した。
ドホーク大学に足を運ぶのも初めて♪
機会がなければ、特に外国の大学に行くことなんてない。
会場に入ってびっくり。
来場者は皆さん、きらびやかに着飾って、
ここはパーティー会場かと思うような雰囲気。
比べて、私や同僚は全くの普段着で、場違いというか、居心地悪いというか。。。
でも、久しぶりのこんな華やかな雰囲気に、心躍った💛
こんな感じ。
6TH DUHOK INTERNATIONAL FILM FESTIVAL - OPENING 20.10.2018
オープニング・パフォーマンスでは
クルドの民族衣装をまとったダンサーがダンスを披露して
これを見られただけでも、開会式に来た甲斐あった!
ちょうど動画を見つけたので、
ちょっとクルドな衣装と雰囲気
見てみて下さいまし。
Duhok International Film Festival 2019 (Promo)
翌日からドホーク・モールの映画館で
出展作品が続々上演され、
前回紹介した『アレッポ 最後の男たち』もここで見た。
『アレッポ 最後の男たち』を含め
シリアをテーマにしたドキュメンタリーも多く、
何本も映画を見ていると、
暗く悲しく悲観的になっていく。
私にとってはスクリーンの向こうの映画の話なんだけど、
現地にいる人にとっては現実なんだ。
スクリーンの向こうの話と私の心が同化し始めて、
暗く悲しく悲観的になっていく。
これが世界の現実の一面。
だから私は、別の面に光を当てたくて、
人道支援の仕事をしている。
(*) クルド自治区地図(特定非営利活動法人IVY HPより)
http://ivyivy.org/activity-news/928/
トルコ、シリアと国境を接している