海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

ピスタチオコーヒーはいかが?

f:id:Parwana:20201201224522j:plain

 

ピスタチオコーヒー?

本当にピスタチオからできたコーヒー?

 

イラククルド自治区

初めてピスタチオコーヒーのことを聞いた時の印象だった。

 

本当にこれってピスタチオの味なのかな?

 

初めてピスタチオコーヒーを飲んだ時の印象だった。

 

コーヒーとは全く違う味。

余りピスタチオ風味は感じられないなぁ。

そして、ちょっと薄い感じ。

 

後からググってみたら

やっぱり、正確にはピスタチオじゃないらしい。

ピスタシア属のテレベンの木の実。

 

サイトによっては、

特に、ピスタチオの産地トルコはガジアンテップに絡めて、

ガジアンテップのカフェが

質の悪いピスタチオの実をローストしてコーヒーにしたのが

このピスタチオコーヒーと説明したりしてるけど、

 

町で見かけるピスタチオコーヒーの実は

どう見てもピスタチオには見えない。

黒っぽくて真ん丸で、ちょっとしわしわ。

どちらかと言ったら、大きめの胡椒の様に見える。

 

まあ、本物のピスタチオであろうとなかろうと

異国情緒溢れる飲み物には惹かれる。

 

私はこういうものをお土産にするのが大好き。

友人へのお土産は、もっぱら地元のスーパーやバザールで

とってもローカルな食材やスパイス、日用品などを買う。

イラクではアレッポ石鹸とかナッツ、ドライフルーツ、デーツ(干なつめやし)、タヒニと呼ばれる胡麻ペースト、ざくろやイチジク・ジャム、など など。

 

ほとんどのものはイラク産ではないのだけれど、

まあ、中東の元オスマン帝国地域のエキゾチックな品々として

珍しがってくれる。

ピスタチオコーヒーも、もちろんお土産に加えている。

 

ピスタチオコーヒーもアラブコーヒーも

専用の長い柄のついたカップ・イブリックで

コーヒーを煮出して作る。

だからイブリックも

コーヒーとセットでお土産リストに入っている。

 

しかし!

日本のガスコンロに対して専用カップが小さすぎて三本足に乗らないことが判明した!

(このこと、以前書いてました。こちら見てみて下さい~。)

parwana.hatenablog.com

 

これでは、せっかくのピスタチオコーヒーが自宅で作れなーい !

 

ということで次の帰国時には、もう少し直径の大きいカップを買った。

これ、本当はコーヒー作る用じゃないんだけど。

f:id:Parwana:20201201230238j:plain

お湯を入れすぎて沸騰したら溢れた、汗

 

スパイスたっぷりで濃さが特徴のアラブコーヒーも

独特の味のピスタチオコーヒーも

試しに友人に飲んでもらったら、

残念ながら、口に合わず。

味がちょっとちょっとユニークすぎた?

 

そんなことを、ピスタチオコーヒーを飲みながら

思い出した。

 

このピスタチオコーヒー、

我が家の他に、

十条のメソポタミアというクルド料理屋さんで

飲むことができます。

r.gnavi.co.jp

 

追伸

日本のガスコンロの3本足は直径が大きい?

シェアハウス・メイトのイタリア人君も、

イタリアから持ってきたモカ・エクスプレスが

ガスコンロの3本足に乗っからず、

直径の小さいものでも火にかけられるよう

コンロに乗せる専用円形金属を

イタリアから送ってもらっていた。

私も欲しい!