海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

『休日にできる国際貢献』

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友人が本を出すと言う。

えー、すごい!

 

タイトルは『休日にできる国際貢献』だって。

えー、いい感じじゃない!

 

国際貢献って何だか敷居が高い印象があるから、

休日にできるって、ちょっと身近に思える。

 

友人である著者が出版前の原稿の校正者募集中だったので、

他の友人何人かと一緒に

『休日にできる国際貢献』に

私も休日にできる貢献をしてみた。

 

子供がいるお母さん向けに書かれているけれど、

子供でも読めるように分かりやすく、という配慮がある。

 

著者の現場での調査や仕事を通じて知った南アジアの 厳しい現実を紹介し、

 

寄付をすることによって現地の人々の役に立つのと同時に、

手続きをすれば寄付分を節税できることを説明している。

ありがたいことに、

税控除のための確定申告手続きの注意点まで丁寧に説明している。

 

また、寄付にはお金だけではなく、不用品も活躍する。

 

例えば、同書で紹介されているランドセル。

私は実際に、アフガニスタンで日本のランドセルを背負っている小学生を見たことがある。

 

イラクでは、シリア難民キャンプでユニクロが手配した中古のユニクロの服を、日本の NGO が配布 していた。

中古の服は日本のユニクロ各店舗が一般顧客に呼び掛けて集めたアイテムの数々。

日本のユニクロ愛用者が着なくなったユニクロ製品の物品寄付で大きく貢献している。

 

寄付の他にも、ボランティアやイベント参加、

世界の子供たちの里親になったり、

フェアトレード商品などを選んで買うことでで国際貢献できること 、

子供が楽しみながら国際協力・国際理解について学べる施設や教材を紹介している。

 

また、著者は家庭での取り組み例として、

時折ご飯とお味噌汁だけの簡素な夕食で、

自分の子供たちに、世界でご飯が食べられない子供たちの疑似体験をさせているという。

子どもたちは体験を持って、

食べたいのに食べられない気持ちを学ぶことができる。

 

著者は同書の売り上げを全て

同書で紹介した認定NPOに寄付するとのこと。

そんな著者の国際協力に対する姿勢は素晴らしい。

 

もっと世界の色々な国のことを知ってほしい 、

もっと世界を身近に感じて欲しいという

このブログと目的を同じくする同書を、

是非多くの人に読んで欲しい。

 

Amazon Kindle 絶賛発売中

(1/13までは無料ダウンロード可能!) 

同書を購入することが寄付に繋がり、

休日にできる国際貢献の一歩となる。