5月15日はパレスチナ人にとって
忘れがたい「ナクバ(大惨事)」の日。
1948年5月14日、イスラエル独立が宣言されると同時に
アラブの地に割り込んできたイスラエルを許せないアラブとイスラエルの間で戦争が始まった。
イスラエルが建国した地に長らく住んでいた
80万のパレスチナ人が家を追われ、難民となった。
この時難民になったパレスチナ人は
70年以上たった今も、
まだ家に帰ることができない。
この大惨事をパレスチナ人は忘れていない。
そんなナクバの日にも
非情な攻撃を続けている。
ガザでは130人以上のパレスチナ人の命が奪われ、
800人以上が負傷。数は毎日増加している。
百歩譲ってパレスチナからイスラエルを攻撃しているハマスをターゲットにするのは分かる。
でも、一体なぜ、パレスチナ難民キャンプに爆撃したり、
国際メディアの入居ビルを破壊しなきゃいけない??
2000人以上の死者が出る甚大な被害を被り、
私は被災者支援事業のためエルサレムに駐在した。
あれから小規模な攻撃は頻繁にあったものの小康状態だった
本当は楽しい連休のはずなのに。。。
駐在当時のガザ出身パレスチナ人同僚からは、
「今回は深刻!どうなっちゃうのか想像できない。。。
祈るしかない!」との連絡があった。
私も祈ります!
それにしても
クーデターの起こったミャンマー、
駐在国が立て続けに惨禍に見舞われ、胸が痛い。。。