海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

カレー屋店長は中東専門家

maeyao.jp

 

仕事上、中東数か国の治安状況や

政治・経済・社会情勢などを追っている。

なので、頻繁に日本のメディアや国際メディア、

担当国のメディアのトップページに目を通し、

お!と思う事件はキーワードで検索して

詳細を確認している。

 

世界では

毎日こんなにも事件や事故や災害が発生しているのかと、

気が滅入ることも少なくない。。。

ほんと、日本はへいわです!!

 

それは置いておき。

 

中東を深堀りする際は、

部族について知っておくと理解が進むと

上司にアドバイスされた。

それでググって見つけた

高岡豊著『現代シリアの部族と政治・社会』

 

おお、シリアの部族の本があるなんてマニアック!

 

日々の業務の担当国情勢チェックでググる

著者高岡さんのYahoo!ニュースの記事に当たるので、

参考にさせてもらっていた。

そして、図々しくも、レバノンの経済情勢について

いきなりメール送って質問などさせてもらったりした。

(丁寧にお答えいただきました。ありがとうございました!)

 

しかし、Yahoo!ニュースの筆者説明が

「中東の専門家(こぶた総合研究所代表、普段はカレー店店長)」?!

こぶた? カレー店店長??

 

で、こぶた総合研究所をググってみた。

早稲田メーヤウ??

 

更にググってみると

本当にカレー屋さん店長だった!

早稲田の学生に早稲田メシとして人気だったものの

閉店してしまった伝説の激辛カレー店メーヤウ

店長さんだった!

 

私、早稲田卒じゃないし、今回初めてメーヤウを知ったけど

伝説なんて言われたら、食べに行ってみるしかないでしょ!

たまたまメーヤウ激辛カレーの記憶が鮮明に残っている

早稲田卒の友人と話していて、

行きましょう、ということになった。

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メーヤウの激辛カレーではないチキン・カレーを注文した。

友人はカレーを口に入れたとたん、「辛い!」と吠えた。

これ、激辛カレーではないんだけどね、汗。

サウナに行かずしてサウナにいるように大汗かいている。

汗が滴ってます!

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私は「結構辛いものはいける口なのよ」なんて言いながら、

一口、二口は特別辛いということなく食べすすめると、

段々辛さが口の中に蓄積してきた。

そして汗でではなく鼻水が噴出。

もう一人の友人は涙が噴出。

 

一緒に行った3人、皆の顔のいろいろな部位から水分が放出。

これ、激辛カレーではありません!

 

辛いだけのカレーじゃなくって、ちゃんとおいしい。

スパイスいっぱい混ぜて丁寧に作ってますって感じる。

 

辛いカレーも印象深いけど、

店長高岡さんのカレー屋店長への転身も興味深い。

メーヤウ愛からカレー屋もやり、

「プロとして、傑出した研究をする。その思いは今も変わらない。」だって。

かっこいい!

www.sankei.com

 

私も実は、数年前に国際緊急人道支援業界から卒業して、

全く違うことをしたかった。

でも、縁あって?運命づけられ?

元のさやに納まっている。

こうなったら、運命?使命?を受け入れ、

私も二足のわらじを模索しようかな。

 

例えば、数年前に韓国で大人気だった

韓国ドラマ『太陽の末裔』のような海外支援が舞台の

ドラマ脚本書きたいなんて妄想してたりして、笑。

kandera.jp