前回、ガザの写真家ファトマ・ハッスナーの目を通して
ガザの惨状を訴えるドキュメンタリー映画
『手に魂を込め、歩いてみれば』の紹介をした。
私が現場で経験したガザの惨状の話をする度、
「ガザのために私達には何ができるの??」
と聞かれる。
ほとんど接点のない遠い国の、
戦火で苦しく大変な思いをしている人々のために
日本にいる私たちが出来ること。。。
まずは知ること、周りに伝えること、
そして無理のない範囲で自分には何が出来るかを考えてみること。
私はこのように答えている。
例えば、ニュースで流れるほんの一瞬の切り取りではなく、
ググってみて専門家の記事を読んでみたり、
ドキュメンタリーや特集番組などで深堀して
状況をより良く理解するよう努めること。
とっても大切な第一歩だと思う。
そして、それを自分の中だけに留めておかないで、
折角知ったことを
周りの人に伝えてみる。
そうしたら、全く関心のなかった人が
そうなんだ!と、
もう少し意識を向けなきゃ! 向けたい!と
思ってくれるかもしれない。
表面的には関心を示さなくても、
「ガザ」という単語が無意識上に蓄積されていくかもしれない。
小さなアクションが
積み重なっていき、
大きなアクションのきっかけになるかもしれない。
そして、自分が可能な範囲で何が出来るかを考えてみる。
もちろん、人に何が出来るかと聞いてみることも一つ。
そして何ができそうかをAIに聞いてみることも一つ。
ガザ支援をしている団体ってどこがあるんだろう、
どんな活動をしているんだろうって、ググってみることも一つ。
そんな団体に団体に寄付をする、
ボランティアとしてかかわってみる、
そんなことも可能かも。
大切なのは無理せず可能な範囲で出来ることを探すこと。
無理したら、それは偽善な感じがして私は余り好きではない。
無理したら、続けられないし。
私ができることは、
ガザで買ったアラブ・スカーフをファッションに取り入れて
ガザに連帯を示すこと。
そして、「これガザでかったんだよー!」と
周りの人にガザの話題を振ること。
ちなみにカフィヤと呼ばれるアラブ・スカーフについて、
こちらご参考まで。
それから、
水も食料もないガザの人々に思いを馳せて、
少なくとも水も食べ物も無駄にしない、感謝して頂くこと。
そして、このように情報発信すること。
些細なことだけれど、
世界中の全ての人がそれぞれに可能な範囲で自分ができることを確実に継続的に実行すれば、
それは世界を変えていく力に繋がると信じている。
信じたい!!!







