海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

2025年、日本のお正月

2024年の年越し、毎年恒例のマイ・イベント。

近所のお寺で除夜の鐘をついて、護摩焚きしてもらって

お神酒を飲み、

元旦の早朝に実家に帰っている。

 

今年は父と二人きりの実家での正月三が日となった。

元ザ 昭和の企業戦士

家事は全くしない・できない父親で、

実家がどんな風に荒れているのかこわごわ訪れたけど

思ったより散らかっていなくてホッとした。

 

しかし せっかくのお正月なのに、

玄関にしめ縄や葉っぱ付みかんの乗った鏡餅や、

お正月のお花飾りやら

 全く何もない。。。

なんと殺風景なお正月、涙

 

かろうじておせち料理は注文していたみたい。

小さいプラスチックの3重の重箱おせちには、

こじんまりとしながらも、何と全46種類もの料理が詰まってる。

綺麗だし色々食べられて

目にもお腹にも楽しい♪

 

でもでも、やっぱりちゃんとしたお重で、

母親が手作りしたおせちが懐かしいなぁ。。。

 

しかも健康オタクの私、

市販のおせちは保存料、着色料など添加物いっぱい、

それに元々おせちは保存食的でもあるため

砂糖や塩をかなりたくさん使っていると知って、

ちょっと複雑ではある。

 

おせち料理に加えて、

実家のお正月はすき焼きが恒例となっている。

ありがたいことにあちこちから

普段は買わない(買えない、苦笑)

高級牛肉が送って来るので

家族ですき焼き鍋を囲む。

 

今年は父親と2人だけだけど、肉はある。

それで今年もすき焼きをすることにしたのだけれど

卵がない!

 

ちょっと前まではどのスーパーも1/1は初売りで

賑わっていた気がするのだけれど、

今年はお休みのところがチラホラ。

 

個人的には、

商売中心でないライフ・ワークバランスを取り入れた営業は

いい傾向だと思う。

 

けれど、すき焼き用の卵は必要!

 

お陰様で近所のスーパーは開いてました。

しかも、こんなおめでたい紅白卵!

 

そしてお花コーナーには

お正月飾り用のお花セット、松や千両が大安売り!

まるで12/25を過ぎたクリスマスケーキのようだと微笑んだ。

 

遅ればせながら殺風景な実家に、

ささやかなお正月飾りで神様をお迎えするため

一式購入、早速生けてお正月気分を盛り上げた。

お花があるだけで、気分が上がる~♪

 

 こんな時

 やっぱり私は日本人だなあと思う。

 海外駐在が長くて、色々な国でお正月を迎えていて

日本風お正月にこだわりはないつもりだったけど。

 

郷に入れば郷に従え!

日本にいる時は

やっぱり日本仕様のお正月が恋しいと思う。

やっぱり日本仕様のお正月を味わいたいと思う。

 

風土と文化に根差した伝統・風習を大切にしていきたい。