「米食品医薬品局(FDA)は15日、抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」と「クロロキン」を新型コロナウイルス感染症治療に用いることを認めた緊急使用許可を撤回した。」
というニュースを見た。
本当に?!
全く違う病気の薬が本当に効果があることってあるのだろうか。
どちらにしても、薬嫌いの私は
よっぽどのことがなければ飲まないけれど。
薬剤師の友人が、
薬を飲まなければ死ぬ、という状態でなければ
薬を飲まないって、
嘘かホントかそう発言して、
それで、私やっぱり薬は飲むまい、と思っている。
それが、クロロキンとかであればなおのこと!
私が駐在や旅行した国にはマラリア(*)が蔓延しているところが多い。
だから、クロロキンという薬の名前はよく耳にする。
予防薬としても服用されるけど、
厳密には予防というより、
薬を先に飲んでおくことによって、
マラリアになっても症状を緩和させるという論理らしい。
飲んでもなってしまうなら、なおのこと飲みたくない。
それに、クロロキンは副作用も心配。
服用を続けると肝臓に悪いと聞くし、
悪夢や幻想を見る、とも聞いた。
それに、既にマラリアは薬に耐性を持っているとも聞く。
やっぱり、安易に薬に頼るのでなく、
自分でできることで予防するのが一番。
マラリアの危険のある国や地域は
アジアやアフリカなどの熱帯の国々が多い。
渡航前に事前にその国にどのような病気の危険性があるか調べて、
予防接種や予防薬、その他対策・準備をしておく必要がある。
マラリア予防策としては、
- ハマダラ蚊が活発に活動する夜間は外出しない。ちょっと無理?!
- 夜間の外出時は長袖、長ズボンで肌を露出しない。これも暑すぎてムリ?
- 露出している肌には虫よけスプレーをする。これなら何とかなるでしょ。
- 蚊取り線香を焚く。場所によりけりですな。
虫よけスプレーは、
日本のものは虫よけ成分のディート(Deet)含有率が低くて
海外では余り効果がないと言われている。
虫よけスプレーは現地で買うに限る。
自然派の私としては、
虫よけ効果のあるレモングラス液や薄荷液の虫よけを使っている。
アロマ効果あって心理的にも良い感じ。
そして、個人的には蚊取り線香の香りも好き。
と、話が随分とそれてしまったが、
今日の結論。
薬に加え、マラリア対策、できることがいくつかある。
こんなにマラリアになってもおかしくない国々に
たくさん行っている私なのに、
お陰様で、今でもマラリア・バージン♪ ありがたい♬
(*) マラリア 寄生虫の一種であるマラリア原虫を持ったハマダラ蚊に刺されることで感染する感染症。年間3億人近くの人が発病し、50万人以上が死亡している。