海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

ひよこ豆のチップスがあるなんて知らなかった!

健康オタクでかなり食べ物には気を使っているのに

お菓子だけはやめられないとまらない、汗。

 

そんな中、幸か不幸か

また素敵なお菓子を見つけてしまった。

ひよこ豆のスナック、その名も ピースピー。

 

ポテトチップスならぬチックピー・チップス。

そんなものがあるなんて!

 

教えてくれたのは我が城のハウスメイト

ミャンマーちゃん。

 

ミャンマーちゃんとはほんの最近まで挨拶程度しかしなかった。

それがある日ひょんなことからおしゃべりを始め、

彼女の風貌から、ミャンマー人っぽいなと思っていたものの、

その時初めて、彼女がミャンマー出身だと正式に判明した。

 

日本でもミャンマーの民族衣装ロンジーミャンマーサンダル、

ミャンマーバッグなどなど愛用している私、

ロンジーミャンマーサンダル、こんな感じです

我がミャンマー・コレクションを見せたら、

ミャンマーちゃん、とっても喜んでくれて、

ミャンマーの食べ物は好きですか?

今度作ります♪ と言ってくれた。

 

うれし~♡

 

有言実行のミャンマーちゃん、

数日後にオンノ・カウスエを作ってくれた。

オンノ・カウスエは

ミャンマー人のソウルフード、モヒンガーと並び

大人気のココナッツミルク風味の麺料理。

ミャンマーで食べた、食べた!

 

ミャンマーちゃんがキッチンでコトコト料理している間、

私は彼女の周りをウロウロしながら

彼女の手元や鍋を子供のように覗いてた。

 

「作り方教えて欲しいです!」と言うと、

Youtubeにたくさんあります」と答えるミャンマーちゃん。

えー、そんなつれないこと言わないで教えてよー!

 

ミャンマーちゃん、さすが本場ミャンマー食材がそろってる。

ナンプラー魚醬)やらひよこ豆粉やあれやこれや、

パッケージはミャンマー語だから何だか分からないー、笑。

発音してくれるんだけど、

完璧なミャンマー語だから、

発音が独特で上手く聞き取れないー、苦笑。

 

食材はリトル・ヤンゴン高田馬場などの

アジア物産店で買っているんだって。

さすが。

 

だんだんココナッツミルクの甘ーい匂いがしてくる。

 

そしてついに出来上がったオンノ・カウスエを

盛り付ける段になって、

ミャンマーちゃん、

オレンジジュースと

例のひよこ豆チップスを添えてくれた。

 

遠足のおやつと飲み物付きみたい、笑

って笑ってる場合ではなくて、

ありがたいけれど、そこまでしてくれなくてもいいよ~

と言うと、

 

ミャンマーちゃん、

「オンノ・カウスエ食べて高血圧になったら

ジュースで高血圧を下げてください。」と。

 

???

 

オンノカウスエ食べて高血圧になるの??

オレンジジュースが血圧下げるのに役立つ??

 

また、ひよこ豆チップスは美味しくおやつに頂きました♪

 

。。。って、カウスエと別々に食べちゃったけど、

後からググってみたら、

なんと、ひよこ豆チップスは

オンノ・カウスエのトッピング用だった💦

オンノ・カウスエにはパリッとした歯ごたえの

揚げ物やチップス類をトッピングするのが本場流。

おやつとして別々に食べちゃってスミマセン、汗。

 

そして、ココナッツ・ミルクの高血圧悪化説が本当にあるらしく、

ミャンマーでも、ココナッツ・ミルクの代わりに

無糖練乳で調理するレストランもあるらしい。

 

ミャンマーちゃんが作ってくれたオンノ・カウスエは、

彼女が自信作というだけあって

おいしい~

オンノ・カオスエ 右のスープに左の麺を入れて食べる

 

ピリ辛なアクセントのきく甘いココナッツ・スープに

鶏肉、卵、玉ねぎなどがゴロゴロ入ってる。

麺と一緒にたっぷりのスープを口に入れると

美味しさが口いっぱいに広がる。幸せ~。

 

美味しくいただいたので、

調理器具は私が洗いますよ、と鍋などを手に取ろうとしたら、

ミャンマーちゃん、断固として拒否した。

「それはミャンマーの文化ではありません」と。

 

ご馳走された調理器具をされた側が洗うのは

もうご馳走にはなりませんという意味で、好まれないらしい。

異文化理解また一歩進んだ!

 

ところで、このひよこ豆チップスの入手先は、

ミャンマー食材屋ではなく、

近くのセブンイレブンなんだって。

 

ほとんどコンビニに近寄らないので、

そんなチップスが売ってるなんて全然知らなかった。

これ、メイド・イン・ジャパン!

 

彼女はこれをどこで知ったのだろう??

今度聞いてみよう。

 

そして、ミャンマーちゃん、

オンノ・カウスエ、とっても美味しかったよ~。

どうもありがとう!