海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

トルコで大地震発生!

気持ちの良い秋晴れの週末、

まったりしながらスマホを手にしたら、

トルコで大地震との文字が目に飛び込んできた!

 

マグニチュード7の地震津波

エーゲ海沿いのイズミル県を襲ったって。

 

イズミル、一昨年行ったよ!

セルチュク、エフェソス、ポムッカレも回った一人旅。

イズミルエーゲ海沿いの遊歩道がとってもおしゃれな、

歴史とモダンな雰囲気がいい具合に溶け合った

とってもお気に入りの町になった。

 

職業柄、どこの国であっても

自然災害が発生すると被害状況がとっても

気になるのだけれど、

行ったことのある場所だと、なおのこと心配になる。

 

急いで職場のメールを確認したら、

やっぱり現地事務所から地震情報メールが入っていた。

 

トルコは地震国で、

1999年にも2011年にも大地震があった。

2011年のマグニチュード7.2の地震では、

600人以上が命を奪われ、4,000名以上が負傷し

同僚たちが緊急支援に駆け付けた。

 

今回の地震でもビルが倒壊し、

死者少なくとも25名以上、負傷者800名以上。

現地のレスキュー隊が人命救助に尽力しているけれど、

被害は拡大している様子だ。

 

www.nikkei.com

 

そして、地震で油断ができないのは

余震が続くこと。

余震が本震程の揺れとなることもあるので、

気を付けなければいけない。

 

今回のトルコの地震でも

余震が400回以上も発生していて、

私が緊急支援に従事した

2010年のハイチ地震の時もそうだったけれど、

人々は建物が倒壊するかもしれないとの恐怖から

家の中でなく、外で夜を明かしている。

 

レスキュー隊の救助活動は現在も続いている。

命が助かるかどうかの境目は72時間。

少しでも多くの人が助かって欲しい。

少しでも早く余震がおさまって欲しい。