海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

トルコ・イズミルの地震でレスキュー隊鋭意救命活動中

一昨日発生したイズミルマグニチュード7の地震

その後どうなったかと思って

ちょくちょくニュースをチェックしている。

 

今ほどまたググってみたら、

一番最新のニュースはアルジャジーラのもので、

死者81名、負傷者1,000名以上と報道していた。

レスキュー隊が救助活動を続けている。

レスキュー犬が活躍し、100名以上が救助されたようだ。

www.aljazeera.com

 

トルコのレスキュー隊は能力が高く、

私が以前属していた日本のNGOのレスキュー・チームは

トルコのレスキュー隊と提携し訓練など行っていた。

ちなみに、今年8月に起こった

レバノンベイルート港湾地区の大爆発事件でも

トルコはレスキューチームや緊急医療チームなどを

派遣していた。

 

レスキュー隊の質といえば、

台湾のレスキュー隊もかなりの腕らしい。

やっぱり元職場のNGOが台湾のレスキュー隊と連携していて、

私も隊員の人と話したことがあるのだけれど、

台湾では、日本でいう自治体の消防団のような形で

草の根レスキュー隊が編成されているとのこと。

 

この方、かなりマニアックで

レスキュー機材や道具などにとってもこだわりがあり、

でも、それに大きな誇り感じているらしい。

職業なのかと思いきや、

レスキュー隊員の方々、純粋なるボランティアなのだそうだ。

頭が下がる!

 

トルコの地震もそろそろ72時間が経過する。

一人でも多くの人命が助かることを祈っている。