仕事柄、国際情勢に関心あるし、日々情報収集している。
情報源は海外のものが多いのだけれど、
日本のものでとても重宝しているのは
国際関係アナリスト・北野幸伯氏の情報。
北野氏は卒業生の半分は外交官に、半分はKGBで働くという
超エリート大学ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を
日本人で初めて卒業している。
そして、数年前に日本に帰国するまで
28年もモスクワに居住していた。
そんなロシア通だから、奥様もロシア人。
購読しているメルマガに
日本の水際対策に関して、こんなエピソードがのっていた。
このコロナ禍の中、
奥様が一時ロシアに帰国しなければならず、
子供を連れて里帰りしていたそうだ。
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しかし問題は、羽田空港に着いた後です。
PCR検査をして、妻子とも陰性でしたが、
それは関係なく、空港内のホテルに隔離されます。
MySOS、cocoaアプリをダウンロードします。(強制)
ホテルに隔離される期間は、陽性か陰性か、
あるいはどの国から来たかで変わるようです。
ホテルの部屋から一歩も出ることは許されず、
食事は提供されるお弁当のみ。
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先日、妻子が無事家に戻ってきました。
空港から自宅への移動は、
電車、バス、タクシーはダメです。
厚生労働省指定のハイヤーを手配しました。
自宅に戻ってきたら好きにできるかというと、
そうではありません。
日本に帰国してから2週間が「自主隔離期間」です。
つまり、2週間が経過するまで、家にいる必要があります。
そして、家に着いてからも
日々三つのことをやる必要があります。
・健康報告
・現在地報告(報告しなくても、アプリでバレバレです。)
・ビデオコール
最後の「ビデオコール」というのは何でしょうか?
当局から1日1回ビデオ電話がかかってくる。
そして、妻と娘、息子がビデオ電話に登場して、
「家にいますよ。悪いことはしていません」
と証明するのです。
妻子の帰国を見て思うのは、
「かなりしんどそう」ということです。
一方で、「コロナ対策」の面から見ると、
「厳しくやっているのだな」という印象です。
そして、私は「絶対必要な場合以外は、
外国に行かない方がいい」と思いました。
(引用、ここまで)
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仕事柄、日本や外国の出入国の手続き情報は
更新情報を細かくチェックしている。
でも、実際、帰国した日本人を
政府がここまで厳格に確認しているとは知らなかった!
そして、私も「絶対必要な場合以外は、
外国に行かない方がいい」と思った。