海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

COVID19後初の海外渡航でベトナムに行くわけ

感染症が蔓延し始めてから、

日本からは一歩も出なかった。

 

だって感染症、怖いもん!

 

4年間、外国に行きたいと全く思わなかった。

今までの反動か、笑。

 

騒動も過去形となり、

まるでそんな世界を揺るがした事態が嘘のように

人々は以前のように国際移動を始めている。

 

私は好んで外国に行こうと思っていた訳ではないのだけれど

ひょんなきっかけで

ベトナムを訪問することになった。

 

イラク事業と掛け持ちで

イラクパレスチナを日本を

毎月ぐるぐる巡っていたエルサレム駐在時、

余り余暇時間がなかった。

 

しかししかし、

せっかく聖地パレスチナにいるのだから、

キリスト教の聖書ゆかりの地巡りをせずには

駐在終われない!

 

ということで、

宿泊ホテルが手配する日帰りバスツアーに申し込んだ。

いざ、イスラエル北部のナザレ、ガリラヤ湖へ!

 

そのバスツアー、

私のほかにアジア人が一人いた。

ツアーガイドによく受け答えして社交的だなぁ。

アジア人っぽくない。

きっと、アジア系アメリカ人だ。

なーんて妄想していた。

 

やっぱり、外見って結構大きな要素。

唯二のアジア人はお互い親近感を感じ

何となく近寄って挨拶を交わした。

 

そして、やっぱり、彼はアジア人アメリカ人だった。

当たったー!

 

ベトナムアメリカ人のトゥ。

仕事でイスラエルへの出張ついでにツアーに参加したそうだ。

 

意気投合して

ツアー中は一緒に行動した。

 

意気投合したのは、

彼もベトナム難民として苦労してアメリカに渡った経験から、

私の国際緊急人道支援の仕事に意義を感じ、

共感したからなんだと思う。

 

そんな人生経験から

似たような価値観を持っているんだと思う。

 

いやー、それにしてもトゥは

華々しいIT業界に身を置き、

世界のあちこちに出張に行っている。

 

感染症が小康状態の時は

日本にも出張があり、

一緒に谷中を楽しんだ。

 

実は谷中って、

外国人に大人気ということを

トゥから聞いて知ったという

日本のインバウンド観光事情に疎い私💦

墓地でしかなかった私の中の谷中のイメージが

楽しすぎる場所に180度転換した。

 

古き良き昭和な雰囲気漂う谷中商店街が

面白すぎる!

買い食い楽しすぎる!

 

外国にばかり目が向いていたことを反省!

日本人たるもの、日本を知らなきゃね。

 

感染症世界的蔓延中も

トゥから

自分の里帰り中にベトナムに遊びに来ない?

と誘われていた。

 

でもね、コロナ中はね。。。

 

やっとそれが過去形となった今、

またトゥが誘ってくれた。

 

明日のことは分からない。

また違う感染症が世界的に蔓延して

また世界的行動規制が敷かれるかもしれないし、

大きな自然災害で渡航が難しくなっちゃうかもしれないし、

うん、行くのは今かも。

現地ガイド付きだしね、笑。

 

ということでコロナ後初の海外渡航

ベトナムに決まりー!

 

ベトナムは、

駐在中の渡航の乗り継ぎで

半日ホーチミンを探索したのみ。

 

今回はハノイとその周辺を探索予定だ。

現地ガイド付きで、ね♪