海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

アフリカにも王様がいた!

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アフリカ南部地図
https://www.ryoko.info/Temperature/swaziland/swaziland.html より


前回の記事で

私にとっての新出国・エスワティニって国名を挙げた。

parwana.hatenablog.com

 

スワジランドと呼ばれたアフリカの国で

南アフリカ共和国モザンビークに囲まれた内陸国

国王ムスワティ3世が

イギリス領からの独立50年の記念式典で

国名変更を発表して、

エスワティニが誕生したんだって。

 

人口は、たった113万人。

す、すくない!
日本の都市人口数11位の広島より少ないよ!

(広島の人口は119.3万人 2020年総務省統計局「国勢調査結果」)

 

そして、国王!

アフリカにも王様がいた!

アフリカ最後の絶対王政とも呼ばれているらしい。

 

国民の3割が1日1.9ドル(約210円)以下で暮らし、

失業率も23%に上る貧困国なのに、

国王は一夫多妻生活や派手な暮らしぶりで知られ、

2019年には妻15人のために

ロールスロイスなどの高級車を15台も購入したと。。。

 

今年6月に市民の民主化を求める暴動が発生。

治安が不安定化した。

そりゃ、当然ですよ、王様!

 

ちょっと、マリー・アントワネットの贅沢三昧と

フランス革命を思い出してしまった。

 

ちなみに、独立50周年記念の式典は

国王の誕生日に開催されたそう。

絶対王政らしいというか。。。

 

王様、クーデターや革命に気を付けてください!