海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

二重のハードル

業界を見渡すと

高学歴な方々ばかり。

多くの人は修士号を持っている。

博士号もちらほら。

 

しかも、業界での職務経験がなければ、なかなか入っていくのが難しいという、二重のハードル。

日本だけでなく、国際的な傾向なんだな、これが。

 

人道支援の仕事を始める前は

日本で非営利の国際理解・教育団体に勤務していた私。

また、語学奉仕団をはじめ、いくつかのNPO/NGOの活動に参加したり、

ボランティアをしていた。

先々、人道支援を生業とするために、小さいながら、せっせと一歩一歩歩んでいた。

 

いくつかの非営利団体にかかわって

日本のNPO/NGO

『日本的』非営利団体経営の枠を超えなければいけないと思った。

そして、アメリカ的非営利団体経営、

良い意味でのビジネス的な、効率的な、非営利団体経営を学びたいと思った。

それで、大学院で公共行政学を専攻した。