海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

こんな時期にYouは何しに日本に?

朝、シェアハウスの今のテーブルにメッセージを見つけた。

 

始めまして。今日から103号室に入ったアメリカ君です。

よろしくお願いします。

日本語は本当に下手です。

 

だって。

 

うっそー。今、この時期に?! 

可能なの?!

アメリカからでしょ?

今、日本はアメリカからの渡航者を入国させないことにしていたはずだけど。

 

確かに、シャアハウス管理会社の人が、

私の隣の空き部屋に3月26日に新しい入居者が入ると言っていた。

 

でも、26日になっても27日になっても入居者は来なかった。

こういうご時世だから、予定変更したんだなと思っていた。

変更とはいっても、1,2週間ずらして来るなんて。来れたなんて!

 

そして、アメリカ君と初ご対面。

なんと2週間前には入国していたそうだ。

しかしシェアハウス管理会社の方が、2週間は入居しないで欲しいとお願いしたらしい。

このアメリカ君、とっても物分かりが良い。

言ってることは理解できる、と自費で2週間ホテル住まいをしていたそうだ。

それで2週間の『隔離』期間が終わり、晴れてわがシェアハウスに入居してきた。

だから入居が今。でも入国は2週間前。

 

それで入居までこぎつけたのは良かったけれど、

せっかく学びに来た日本語、

学校はクラス開始を遅らせ、そしてオンラインでクラスを実施するらしい。

せっかく日本に来たのに、オンライン・クラスはちょっと可哀そう。。。

まあこういう状況だからしょうがないのだけれど。

 

新日本語学生と言えば、

イタリア君、新学期に新しい学生が40人も入ってきたと言っていた。

元から日本にいた人も何人かはいるだろうが、

40人全ての学生がもともと日本にではいた訳ではないはずだ。

いったい彼らはどうやって日本に入って来れたのだろう、

これがイタリア君の目下の疑問。

 

そしてイタリア君も、新学期からはオンライン・クラスとなる。

シェアハウスの余り接続の良くないインターネットで

どれだけオンライン・クラスを享受できるのか、

これがイタリア君の目下の不安。