ゴールデンウィークは実家に帰省中。
とっても久しぶりに
両親と食卓を囲んだ。
そこで
あまりなじみのない国名が書かれた袋が
目に付いた。
いりごまの袋。
原料原産地
おお!
日本の食べ物の産地で
こんな国々の名前見るなんて意外や意外!
それにしても、
ゴマがアフリカや南米から
遠路はるばる日本にやって来るんだと思うと感慨深い。
駐在していた中東の国々では
タヒニやフムス、ハルヴァなどなど、
ゴマは食卓に欠かせない食材だけど、
世界のゴマ生産高1位を飾るのは
なんと、スーダン。
これも意外な国名。
スーダンって紛争のニュースでしか
国名を聞くことがないイメージだけど、
なんと世界のゴマの生産量の18.5%も占めていた!
そして、
アフリカ勢頑張ってる。
しかし、実はゴマの原産地、
エジプト南部やスーダン北部のサバンナ地方らしく、
どアフリカだった。
ゴマの生産量が多いのも全然意外ではなく、
私が無知なだけだった、苦笑。
日本へはアフリカからアラブを通過して
シルクロードを通って中国へ、
そして縄文時代末期に日本に伝わったのだそう。
そして、現在の日本のゴマ事情といえば、
99.9%を輸入に頼っている。
日本のゴマの消費量は増加していて
現在約16万トン。
30年前の2倍なんだと。
それなのに、日本のゴマ生産量は
1970年に570トンだったものが
2020年には、たったの14トン。
ヤバくない?!
日本の食糧自給率、どんどん減少していて
令和2年はカロリーベースで37%だそう。
危機感感じる。。。