海外支援従事者のひとり言

アジア、アフリカ、中東と緊急人道支援で渡り歩き、合間合間で旅に出る、半ノマド生活を送るパルワナが、海外支援で思うこと、旅の話、世界のこと、日本のことについて独り言ちます。

恩師が『VIVANT』に貢献してた!

部屋にテレビないし

あったとしても見ないし。

テレビ番組の情報はほとんど入ってこない。

 

それがお世話になっている方が

『VIVANT』ってドラマが面白いんだよ!と

興奮しながらあらすじを話してくれた。

 

誤送金?

別班??

スパイの話???

 

日本のドラマには余り期待していないので、

騙されたつもりで(スミマセン!)

Tverにアクセスしてみた。

実はTverでテレビ番組見るのも初体験!

 

既にドラマが始まって

5話目ぐらいだったけれど、

Tverで1話目から見ることができた。

 

えー、何これ!!

すごい砂漠!

おお、イスラム教徒だ!

部族対立!

 

国際緊急人道支援従事者の

ツボにはまる、はまる!

 

それからというもの

毎週日曜日が待ち遠しくてしょうがないから、

Vterで同じ話を何回も見たりして。

 

ネットでもVIVANT考察班の考察もいろいろ見てたから、

私のインターネットのお勧めは

VIVANTだらけになっちゃったよ、苦笑。

 

そんなVIVANT愛から、

中東専門家の恩師ととっても久しぶりにお食事した時、

「先生、VIVANTってテレビドラマ知っていますか?」

と振ってみた。

 

舞台となっている架空の国バルカ共和国は、

西のカザフ系イスラム教徒

北のロシア系住民

東のモンゴル系仏教徒

南の中国系住民の

民族対立が元となる内戦で国土が荒れた。

 

テロ組織「テント」のアリは

モスクでお祈りしてたし、

 

乃木さん、野崎さん、薫さん、ドラムが

砂漠を超えてラクダで逃避行をする際も、

アラブの民族衣装っぽい

ムスリムな雰囲気のいでたちだったし。

 

それで、先生に振ってみたのだけれど、

先生、即座に「知らない」と。

あーあ、残念。面白いのにな。

 

「。。。あれ、それって『倍返し』の俳優さんが出てるドラマ?」

 

「ああ! それ、TBSの人から電話がかかってきて、

イスラム関連で間違いがないか確認して欲しいって

依頼されました。」

「だから、ドラマ始まる前に台本見ましたよ、笑」

 

えー!!

そうだったんですか、先生!!

 

先生曰く、

砂漠を逃げる際に頭に巻いている

カフィヤ(アラブのスカーフ)は

パレスチナのだったとか、

細かいところに突っ込みどころあるけれど、

特段の問題はないとのこと。

 

さすが中東専門家の大先生です!

 

宗教と言えば、

ドラムはジャミーンの無事を

チベット仏教仏画に一生懸命祈っていたな。

さすが多民族・多宗教国家バルカ。

TBSさん、細かい!

(実際、モンゴルではチベット仏教が広く信仰されている。)

 

遂に昨日最終回を迎えたけれど、

ハラハラどきどき、

やっぱり最後までVIVANTは裏切らなかった!

 

余韻を残す最終回。

別班の活躍はまだまだ続きそう。

続編、期待してます!