日本時間の今日午後から4日間の戦闘停止とのニュースを見た。
ハマス側は50人程度の人質を解放するらしい。
今までも
ガザ北部から南に避難するのに設けられた人道回廊を、
攻撃停止であるはずの時間帯に
避難を急ぐ一般市民に
容赦なく発砲し殺害しているイスラエル軍だから、
今回の一時戦闘停止前にその分を埋めるかのように
ガンガン攻撃を続けているイスラエル軍だから、
少し前にはガザ南部に避難している人々にも
更に指定避難場所に避難するよう警告を出し、
南部にも集中攻撃を示唆しているイスラエル軍だから、
今までの戦争でも
停戦に至ったはずなのに、
その舌の根の乾かないうちに
本当に実現するのだろうかと半信半疑ながら、
少しでも停戦に向けて前進してほしい。
心から祈っている!
ガザ地区の被害は甚大。。。
子供も含む一般民間人の死者数、負傷者数、行方不明者数の
保健省からの日々の発表は止まってしまった。
理由は燃料が枯渇してしまい、
通信機能が完全にストップしてしまったからとのこと。。。
今、死者数は13,000人以上と言われている。
その2/3は子供と女性!!
ハマスやテロとは無関係の人々!
自衛というには桁違いの数字に、
国連のグテレス事務総長も、グリフィス緊急援助調整官も
「過去最悪」「比類もなく前例もない」と
イスラエル軍の民間人の殺害を非難している。
トゥルク国連高等難民弁務官も
「市民があと何人殺されるのか」と即時停戦を訴えている。
難民キャンプや病院や学校などもイスラエル軍の標的となり、
医師や国連職員、ジャーナリストも殺害されている。
また、全ガザの約45%の建物、家屋は破壊されてしまった。
ガザ全部のほとんど半分だよ、半分!
国連によると170 万人以上が国内避難民となっている。
人口の約80%が家を追われて逃げまどっている!
避難所は混雑を極め
避難場所となっている国連の学校のトイレなどは
160人で共有しなければならないなんて!
衛生状態が危機的に悪化していることなど想像に難くない。
水も食料も深刻なレベルまで不足していて
国連も飢餓を懸念している。
本当に胸が痛い。。。
そんなガザの人々を支援する記念日がもうすぐやってくる。
11月29日は国連の定める
パレスチナ人民連帯国際デー。
本来はそのような特別な日がなくても
連帯感を示し行動する・できる社会が理想だけど、
なかなかハードルの高い理想かもしれない。。。
このような記念日があることで
パレスチナの人々に想いをはせ、
サポートする気持ちを表すのは
特に今のガザにとってはとっても必要だと思う。
日本でもいくつかイベントが計画されている。
時間があれば、是非イベントに参加して、
ガザの人々が置かれた状況を少しでも感じ、
少しでも連帯感を示していただけたらとっても嬉しい。
主催: 日本のNGOと市民と宗教者による停戦を願う集い実行委員会
日時: 2023年11月28日(火)17時~20時15分(国際デー当日でなく前日の11/28なので注意!)
場所: 増上寺慈雲閣 ほか
プログラム: ドキュメンタリー映画「ぼくたちは見た」上映、停戦を願う集い、ピースマーチなど
詳細:
- 「パレスチナ人民連帯国際デー」シンポジウム
【ガザ地区で何が起きているのか?②】映画『ガザ・サーフ・クラブ』 特別先行オンライン上映シンポジウム
主催: ユナイテッドピープル株式会社
日時: 2023年11月29日(水)17時15分~20時
場所: Zoomミーティング
料金: 一般1,000円 映画料500円とPeatix決済手数料を除いた金額を参加団体に寄付
2,000円 別途1,000円の寄付付き(Peatix決済手数料が引かれます)
3,000円 別途2,000円の寄付付き(Peatix決済手数料が引かれます)
詳細: